アテル第五回「水いかの一夜干し」
こんばんわ!はしもっちゃんこと橋本です。
今日は秋晴れで清々しいっ(>▽<)
運動会日和なお天気ですね!!
ではでは本日はアテル第5回目!
本日ご紹介するのは…
水いか一夜干し(長崎 山戸海産)
サイズはちょうど4合瓶くらいでです。
ちなみのこの「水いか」というのは九州での呼び名だそうで、
全国的には「アオリイカ」と呼ばれています。
その美味しさから「イカの王様」と呼ばれることも。
解凍して袋から出してみると、白く輝くプリンっとした水イカがまるまる1杯。
驚くのはその肉厚な身と、弾力。
なんでも、水いかが一番おいしい旬な時期の(しかも朝採れ)のものを、
その日のうちに処理を終え天日干しにしているそうです。
(天候や湿度、温度によっては品質を落とし旨味を損なわない為に冷風乾燥機を使用)
素材の良さを落とさずに、迅速に的確に処理されているんですね。
しかも全て手作業というから驚きです。
皮も取ってあるので、お家でする処理はほんの少し。
身からひれ、ゲソをはなします。
身の方の軟甲をはずし
(水いかの軟甲、鳥の羽みたいじゃないですか?いつもキレイだなーと思いながらさばいています。)
ゲソにある口から「くちばし」を取ります。
以上!!
とっても簡単!!!!。
処理の手間が少ないのは、お料理をする時に助かりますね。
ここで時間がある方にオススメなのは、住吉酒販のスタッフ間では常識になりつつある
「50度洗い」
スチーミング調理技術研究会代表の平山一政さんが提唱されている、
その名の通り50度のお湯で食材を洗うという調理方法です。
この方法で処理すると食材の殺菌になり、汚れが落ち、もちが良くなり、臭みも取れetc…
とにかく一度試してみて頂きたい調理法です。
気になった方は是非インターネットで検索されてみてください♪
本題の水いかに戻りましょう。
処理が終わったら、あとは好みの大きさに切って炙るだけ。
身が厚いので、コンロに網を乗せて弱火でじっくり焼くのがポイントです。
ご家庭のオーブントースターで10分弱ぐらいでも◎。
イカのはしっこがきつね色になるまでじっくりゆっくり焼いてください。
(この焼けるのを待つ間にちびちびお酒を啜りながら、なんていいですね)
焼けてくると、何とも言えない良い香りが漂ってきます。
ふっくら甘く、芳ばしく、そそられる香り。
この香りだけで1合は飲めちゃいます。
さぁ、焼き上がりました。
切る時は縦方向に切るのがオススメです
イカの繊維は横方向に走ってるので、繊維を断ち切ることで食感がやわらかく感じられます。
また、断面から旨味もジュワっと出やすくなるので、よりジューシーに感じます。
素材がせっかくいいものなので、
食べる時はちょっとのお塩で。
オススメは
一の塩のクリスタルプロ(佐賀 一の塩)
海の栄養をそのままとれる100%海水の塩です。
イカと海がそれぞれ加工を経ての再会です。
(ロマンチック!!笑)
口に運ぶと、
まず口の中いっぱいに海の香りが広がります。
あの磯臭い感じではなく、
晴れた日の穏やかな海を丸ごと口に放り込んだような、そんな感じです。
(どんな感じやっ!とツッコミは直接橋本まで。笑)
歯に当たるや、弾けるイカの身。
そして弾けるとともに旨味が口の中を満たしてくれます。
「美味しい」と言葉を発するのがもったいない…。
もぐもぐしてこの旨味と幸福感をずっと口中に閉じ込めておきたい。
さすがイカの王様と称されるだけあります。
この旨味にぴったりのお酒、
今回合わせたのは
肥前蔵心 特別純米(佐賀 鹿島)
水いかの焼ける頃に合わせて燗をつけておきました。
燗の温度は45度。
はい、とろけるーーー。
組み合わせばっちり。
店長松窪にも試してもらってお墨付き頂きました。
なんだか長くなっちゃいましたが、それだけ商品への愛情がこもっている、ということで。
住吉酒販デイトス店の立ち飲みではおつまみでお出ししていますよ☆
皆様の御来店、心よりお待ちしております!!!
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明日、4日(日)は本店定休日です。
住吉酒販博多デイトス店は8時〜21時まで営業しています♪
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橋本さき