Mikkeller Arh Hvad?!
みなさまこんばんは、中村です。
お休みを挟ませていただきましたので久しぶりのブログになります
昨日までのシルバーウィークみなさまいかがお過ごしでした?
もしかしたらあと2日取られてさらに長期休暇を満喫していらっしゃる方もいるかもしれませんね
私はビールの勉強
ということで連休は東京に行ってまいりました
丁度、けやきビールフェスタと横浜ビアフェスと大きなビールフェスがあっているということと、
大好きなミッケラーのバーができたということもあり今回かなりキツキツな強行軍でしたが行きたいお店にもかなり伺うことができて大満足でした
が!!!自分の胃袋の小ささを嘆かずにはおられませんでした…
これでも結構食べる方なのですが、全然食べたいものが入らなくて悲しかったです
しかもまだまだ行きたいお店には行けておらず…。
また機会があれば絶対お伺いしたいです
さて、今回の旅で一番私がハートを鷲掴みにされたビールがありました。
それはこれから紹介するビールがもととなっているのですが、福岡ではまだまだ認知度が低いなーと感じるクラフトビール。
東京ではIPAの熱が少しずつこちらの様なビールに移行してきていると肌で感じてまいりました。
Arh Hvad?!(アーヴァ⁈)
(Danmark/Mikkeller)
Bergian PaleAle
アーヴァとはデンマークの言葉で「なんじゃこりゃ」という事だそうで。
確かに飲むとなんじゃこりゃなのです
一応スタイルの定義はベルジャンペールエールだそうなのですが、これって、本当にそんな定義の中に押し込まれるものなの?!というくらいはっきり言えばサワーの部類。
ミッケラーのレシピは公開されてあるもの以外はスタッフにすら秘密だとのことで、ミッケラーバーのスタッフさんに色々質問投げても、わからないという部分が多いのだとか
開けて飲むと、もう、それはサワービールの特徴の様なハッサクとかあのような強烈な酸味がさく裂します。
ほんのりキャラメル、オレンジピールの香り。
ホップ?何それ??のレベルです、全然ホップは感じません。と、いうと語弊がありますが、いわゆるペールエールらしいホッピー感なんてなくて、熟成して大人なホップ感が少し感じる程度。
あとから複雑味を持たせたハーブやあの以前書いたブエタノマイレスのあの感じ。
ツンと鼻に抜けるのもペールエールに疑問を持たせます。
これは、またもや酸味の強い食事と合わせたい
サワークリーム乗せたサーモンとかレモンがきいたマリネとか、酸味が強いマヨネーズであえたアボカドのサラダとか、クヴァルク乗せたジャガイモとか、あ、酢がきいたチキン南蛮もいいな。
いかん、最近この手の食事のイメージが強すぎるな、ちょっと趣味が偏ってる…
ちょっと食事のネタを仕入れに行かねば
そんな食事と合わせて楽しめるのがこのタイプのビール
実はアメリカはじめ海外ではすでにサワー系のビールは一部ではかなり人気が上がってきているスタイル
IPAの人気上昇がひと段落してから飲み手の意識が変わっているといわれております。
もちろんこれがまたベルギーのビールとなると話は変わってくると思いますが、本日は書き過ぎるとまたもや脱線してしまいますのでこれはここまで。
実際日本ではまだまだだとは思いますが、それでも、少しずつサワー系の味を出される飲食店様がちらほら
私はそれでもホップラブなので苦みのきいたド派手なホップの泡にもまれたい人間ではありますが、
それでも、ミッケラーバーでアーヴァのシェリー樽のバレルドエイジされたビールを飲んだ時、感動しました
ビールはこれからもまだまだ面白くなってくると思います
それを少しでもいいからお客様に伝えられるようになりたいなーと今回のシルバーウィークで思いました
あぁ本日も色々書き過ぎてしまいましたが、日本酒に関しても東京でほっくほくな気持ちになったこともあるのでまた後日…。
今週はあとはまた花金のみという方も多いのでは?
皆様が本日もいいお酒といい食事でいい時間を過ごされますように。
連休明けでお疲れの体が少しでも癒されますように。
皆様のご来店心よりお待ちいたしております☆
中村麻美