モル第四回
こんばんは!はしもっちゃんこと橋本です。
今回は抹茶を使った雅なスイーツを頂いたので、
せっかくならと良い器に盛り直していただくことにしました。
モル第四回目はスイーツを盛ります。
使う器はこちら
黄唐津輪花小皿(唐津焼 中里太亀)
黄唐津(きからつ)は釉薬(ゆうやく)や素地(きじ)に含まれる鉄分が
焼いた時に酸化して黄味を帯びたものです。
温かみのある芥子色は眺めるだけでもほっこりします。
手に取るとちょうど両手の平に収まるサイズ。
(CDアルバムと同じぐらいのサイズです)
口の波形が指先にはまり、持ち易い。
見た目も感触にもアクセントになっています。
では盛っていきましょう。
まずはメインの抹茶の寒天をそっと、少しずつ高さを出すようにして盛ります。
(頂いたままの形そのままで盛っても良かったのですが、なんだか味気ない気がしたので…)
抹茶の濃い緑と、黄唐津の芥子色のコントラストが綺麗です。
お次は抹茶の横に餡子を。抹茶と餡子は定番の組み合わせですね。
日本の心、和の心です。
そしてお次に白玉を。
横に添えて。
このままでも良いのですが、手元に大好きな生クリームがあったので
(いつも手元に生クリームがある生クリーム狂とは私の事です)
生クリームも添える事に。
置き場所を中央にのせるか、横に添えるかさんざん悩んだあげく
(店長松窪にも相談して)
横に添えました。
抹茶の緑
餡子の小豆色
白玉の白
少し暗めの色合いが
黄唐津に盛ることで明るく楽しげになりました。
芥子色が主張しすぎる訳ではなく、
そっと食卓に彩りを添えてくれます。
緑と黄色ってなんでこんなに相性いいんでしょうか。
今日は抹茶寒天でしたが、
葉もののおひたしや、アスパラのぬた和え、かぼちゃの煮物なんかも盛りたいなぁ…。
手作りのお料理はもちろん、
既製品も良い器に盛り直すだけで
ぐっと雰囲気が出て美味しさが倍になるような気がします。
手に取り、使い、育てていく、良い器。
長い付き合いが出来るお気に入りの一枚と出逢えるといいですね。
器に乗せるお料理をあれこれ想像していたら
あぁ…お腹がすいてきました。
皆様良いシルバーウィークをっ!!!
おいしいご飯においしいお酒で幸せ補充して
明日への活力にしましょう^^
橋本さき