橘花GIN
今夜こそは飲むまいと決めていました。
職場のみんなにも公言しました。
「今日は飲まないよ。」
「絶対飲まないよ。」
「22時には寝ますYO」
にも関わらず
ビールを飲りながらこれを書いている、
現在20時。
このような日常が繰り返されている訳ですが、
私、ヤマモトが日夜酔っ払っている頃、
いにしえのシルクロードの終着点である奈良にて、新たな酒が誕生したとの報せが。
それがこちら‼︎
橘花GIN
(ゾンビのように写り込んでいるのは、、、私です。)
こちらは、奈良県は大和蒸留所にて、
奈良に古くから伝わる
「大和橘」
と
「大和当帰」
そして
ジンには欠かせない「ジュニパーベリー」
をボタニカルとして使用し、
独自の配合、蒸留技術でそれぞれのボタニカルの個性を余すことなく活かした一品です。
大和蒸留所????
聞き慣れない名前ですね
こちらは、油長酒造が築150年の古民家をリノベーションして設立した、ジンに特化した蒸留所
油長酒造??
そう、風の森でおなじみの、あの、油長酒造です。
ということで、こちらは、新たな試みとして、油長酒造が蒸留したジンなのです。
日本酒の蔵が蒸留したジン。
地元奈良の2種類のボタニカルのみで造られたジン。
非常に興味深い‼︎
ところで、聞き慣れない言葉が。
ボタニカルとはなんぞや??
ボタニカルとは
元々は「植物由来の」という意味で用いられる表現
ジンにおいては
原料に使用される香草類を総称してボタニカルと呼びます。
「大和橘」とは、
日本最古の柑橘植物であり、
非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)として2000年前から存在する日本固有の柑橘
常緑の植物であることから不老長寿を象徴するものであり、文化勲章のモチーフとしても知られています。
「大和当帰」とは、
特異な甘い芳香が特徴のセリ科の植物
生薬として古来より使用されてきましたが、
2012年以降はその葉の深い緑色や個性的な香りを和ハーブとして使用可能になりました。
と、説明はこのくらいにして、早速飲んでみましょう。
古来より先人の曰く、
「百聞は一飲に如かず」
まずはストレートで。
ジンらしいジュニパーベリーの香り
口に含むとそこから柑橘のフレーバーが広がっていきます。
かなり柑橘の個性が強い印象です。
度数は59度とかなり高めですが、
しっかりした甘みがあるのでそれほどキツいという印象はありませんでした。
(個人差があるかもしれません。笑)
つづいて、ソーダを投入し、ジンリッキースタイルで。
うーん。ちょっとドライすぎる感が、、、
これはこれで爽やか。
でも、、、、
(個人的には)もう少し甘みが欲しいかなぁ。
ということで、ソーダをトニックウォーターに変更してジントニックスタイル
ジンの柑橘とトニック独特の風味が喧嘩するのではないかと思いきや、
豈図らんや、見事に調和
ほどよい甘みと独特の風味が爽やかさにプラスされ、これは美味し‼
さらに店頭でも販売している、糸島産の橙果汁を1、2滴投入してみると、、、
風味がさらに重層的かつ複雑になり、華やかさがアップ
今回試した中では、ジントニックに橙果汁1、2滴がモアベターでしたが、
もう少し大人の味わいがお好みなら、
トニックウォーターとソーダを半分ずつにしてジンソニックにしてみたり、
あるいは
ジンジャーエールを使用してジンバックも良いかもしれません。
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「酒は飲むべし百薬の長」
とも申しますが、
日本古来のボタニカルに由来するジンを毎日飲めば、
もしかしたら
長生きできるかもしれませんね?
飲みすぎなければの話ですが。
私は飲みすぎたので、今宵はこのあたりで。
商品情報
橘花GIN(ジン)
原材料:大和橘、大和当帰、ジュニパーベリー
容量:500ML
アルコール度数:59度
販売価格:¥5,000
※この商品は数に限りがございます。売り切れの場合は申し訳ございません。
山本