オーディフレッド ボーヌ ショーム・ゴーフリオ
みなさんこんばんは畑瀬です。
連日、暑い日が続きますね。
追い山も終わり博多の街もついに夏がやってきました。
今月もご紹介したいワインが盛り沢山!!
どれもこれも是非とも飲んでいただきたいのですが
今月はこちらをご紹介いたします。
オーディフレッド ボーヌ ショーム・ゴーフリオ
産地 フランス ブルゴーニュ
品種 ピノ・ノワール
そう、オーディフレッドです。
ちょうど2年前ぐらいに別のキュヴェ、
オー・シャン・ペルドリをご紹介したことがあったかと思います。
さて以前もご紹介しましたが
オーディフレッドといえば
現当主アンリ・オーディフレッドは
誰しもが一度は聞いたことがあるであろう「ロマネ・コンティ」を造り出す醸造所、
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ(通称DRC)出身の生産者としても知られています。
在籍時は「ロマネ・コンティ」「ラ・ターシュ」の栽培を担当しながら
時折、醸造にも携わっていたそうです。
2003年には実家のドメーヌを継いでいたものの
2007年に14年勤めたDRCを退社するまでは
休日も休まず働いていたそうです。
ドメーヌがあるのはヴォーヌ・ロマネ村の入り口のあたり。
ブルゴーニュの神様と言われたアンリ・ジャイエ氏の生家のすぐ近く、
DRCまで徒歩5分ぐらいのあたりにあります。
所有する畑も5haとけして大きなドメーヌではありませんが
真摯にぶどうのと向き合う姿勢がしっかりと詰まったワイン造りが行われています。
さて今回ご紹介するショーム・ゴーフリオに使われるぶどうは
ドメーヌがあるヴォーヌ・ロマネから少し離れたボーヌの街のはずれ
醸造学校があってブゼーズ公園があってさらにその奥にある
プルミエ・クリュより斜面上部にある畑から生まれます。
ボーヌといえばワイン好きの方にはお馴染みの街。
11月の第3日曜をはさむ栄光の三日間(Les Trois Glorieuses)に行われるお祭りはもちろん、
その2日目にオスピス・ド・ボーヌ行われるワインオークションでも有名です。
また、コンパクトにまとまった街並みやおいしいレストランもあるので
ゆっくりとした時間を過ごしに訪れるのもいいかもしれません。
さて話は逸れましたが
こんな環境から育ったワインの味わいはというと
グラスに注ぐと桃やピンクグレープフルーツのような香りが広がり
口に含むととにかくピュアでやさしい果汁感にそっと包まれていきます。
アンリさんの気さくな性格とボーヌの街のゆっくりとした時間が
にじみ出ているかの味わいはどこか肩の力を抜いて飲めるところが心地いいワインです。
さて、みなさん週末のお酒のご用意はいかがでしょうか?
皆様のご来店、心よりお待ちしております。
畑瀬