つきいち日本酒マーケット ファイナル!! 涙のレポート
甘酒をかぼすハチミツで割って飲んでいるはしもっちゃんこと橋本です。
先日開催されました
つきいち日本酒マーケット
お越しいただいた皆様
誠にありがとうございました!!
2016年6月に第1回が開催され、
今回で1周年を迎え、
ファイナルということで
一旦区切らせていただきました。
全13回開催されましたが、
毎月毎月工夫を加え
同じ会は1度も開催されていない
進化し続けたイベントでございます。
1人でも多くの方に
日本酒と料理のペアリングの楽しさはもちろん
もっと単純に
日本酒の楽しさや
食べることの楽しさを
感じていただけていましたら幸いです。
では、
つきいち日本酒マーケット ファイナル
「Follow the Roots 九州の食と酒 」編
ペアリングをおさらいさせていただきます。
【日本酒】
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【合わせたお料理】
【田中六五】純米 福岡 白糸酒造
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【鹿児島産カンパチのたたき ババガヌーシュ添え】
ババガヌーシュって言葉を今回初めて知りました。
ババガヌーシュとは中近東料理で、簡単にいうと「ナスとゴマのディップ」です。
地中海沿岸でも好んで食べられている料理だそう。
パンに塗って(挟んで?)食べるのがポピュラーなようです。
このババガヌーシュを鹿児島産カンパチのたたきの下に敷きました。
ナスは日本人も大好き野菜!馴染みのないお料理名ではありますが、ゴマとナスなので
すんなり食べられちゃう1品でした。
お家でも簡単に作れちゃうので、ディップ好きな方は是非「ババガヌーシュ レシピ」で検索してみてください♫
【若波 FY-2】
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【福岡 糸島産甘夏とグアンチャーレ カラマンシービネグレット】
料理名の後半が、読み上げるのに噛んじゃいそうですが…
グアンチャーレとは豚の頬肉の塩漬け、熟成させたものです。
日本では「豚トロ」(頬から首にかけて)と呼ばれる部位を塩漬けして熟成したものになるそうです。
そう、言うなれば「豚トロの生ハム」!!名前からして既に美味しい。
カラマンシーはフィリピンで大人気の柑橘です。
見た目はシークワーサーのよう。
カラマンシービネグレットとはカラマンシーを使ったお酢ベースのドレッシングということになります。
カラマンシーと甘夏の爽やかな酸味と甘みに、若波FY-2の爽やかさがぴったりです。
【福田 うすにごり】純米吟醸 長崎 福田酒造
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【熊本 丸健水産 うにからすみ&熊本 玉名牧場クリームチーズ バケットにのせて】
クリームチーズとうにからすみの相性がいいのはもちろん、
そのチーズと、福田のおりのからんだ純米吟醸のクリーミーさとが相性◎です。
【和香牡丹スパークリング】大分 三和酒類
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【ジョルジュマルソー プチガトー】
これは前回のつきいち日本酒マーケット予告ブログでもご紹介させていただいた組み合わせ。
ミニケーキは福岡のフレンチ人気店「ジョルジュマルソー」のもの。
5種類ほどあって、当日はランダムに2種類お楽しみいただいていました。
ケーキの上品な甘さと、スパークリングの可愛らしい甘さ。
そして、ケーキのクリームとスパークリングのクリーミーな泡が優しく溶け合って1つになって落ちていきます。
この組み合わせは、多くの甘党さんに喜んでいただけました。
日本酒とスイーツ、合うんです。
【六十餘洲 Nagasaki】純米吟醸中取り 長崎 今里酒造
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【長崎産 真蛸とクレソン、セミドライトマトのバジルマリネ】
住吉酒販でしか購入できない六十餘洲Nagasakiは、柔らかなで綺麗な甘みのある一本。
タコの柔らかな旨味、セミドライトマトの甘みとお酒が渾然一体となって流れていきます。
納得の組み合わせ。
【古伊万里 前】純米吟醸 佐賀 古伊万里酒造
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【九州産 イチジクとナスのマリネ】
クリアでみずみずしい甘みのある古伊万里前 純米吟醸と
フレッシュなイチジクの甘さ、水分をたっぷり含んだナスのみずみずしさが見事にペアリング。
【能古見】純米吟醸 佐賀 馬場酒造
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【福岡 江口蒲鉾 枝豆チーズ天】
能古見のしっかりとした旨み、米のあまみに
枝豆の青々とした甘さをペアリングしました。
【万齢 雄町 無濾過生原酒】純米 佐賀 小松酒造
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【長崎 雪の浦 手作りハムウインナー2種盛り】
柔らかい旨み、ボリューム感とフレッシュ感が同居する万齢に
ウインナーの肉肉しいジューシーさと、添えてあるケッチャップの酸があいまって
綺麗にひとつになって喉の奥へと流れていきます。
【東鶴】特別純米 佐賀 東鶴酒造
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【佐賀 ありた鷄のバターミルクチキン】
東鶴のふんわり優しい味わいと
バターとミルクの優しさはベストマッチ!
【花の露】特別純米 福岡 花の露
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【佐賀 コガヤ 旨唐(うまから)佐賀牛しぐれ煮】
白ご飯でしぐれ煮を食べるイメージ!!
個人的なオススメはぬる燗とのペアでした。
【鷹来屋 山廃純米吟醸 雄町】大分 浜嶋酒造
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【宮崎牛のピカンテグリル サルサヴェルデソース】
「ピカンテ」とは「辛い」という意味です。
「ヴェルデ」は「緑色」の意味。
宮崎牛を七味などを使ってほんのすこーーーしピリ辛に仕上げ、
パセリをメインに使った緑色のソースを添えました。
宮崎牛のコクのある旨みに、鷹来屋の重たすぎない綺麗な山廃がぴったりです。
【美田 古醸】山廃純米 福岡 みいの寿
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【長崎 中嶋屋本店 七味エイとDDマヨネーズ】
おつまみの定番、エイヒレ!
みりんで味付けして唐辛子が振り掛けてあるエイヒレは、
噛めば噛むほど旨みと甘みが。
添えてあるマヨネーズは軽やかなコクと酸が。
美田の古醸のボディのある旨み、甘み、しっかりと感じる酸。
合わないはずがありませーーーーん!!
といった具合にペアリングをご提案させていただきました。
お酒はこの他に、スペシャル酒として
【東一 純米大吟醸 雫絞り】佐賀
【醸し人九平次 彼の地】愛知
【澤屋まつもと 守破離 山田錦SAIDO】京都
を各一本ずつ持っていきました。
なぜこの三本なのか…
一見、無関係なように見えて実は関係のある三本なんです。
気になった方は本店スタッフの畑瀬まで♡
実は前々回から途中でワインジャックなるミニイベントも開催されてました。
日本酒のイベントの途中で、
突然ワインのワゴンがやってきて
ワインが飲めちゃう!
なかなかこのミニイベントも盛り上がってましたよ♫
この「つきいち日本酒マーケット」をきっかけに
日本酒の楽しみが増えたらいいなと早1年。
会場に足を運んでくださった皆様に
心より感謝申し上げます。
我々スタッフにとっても
勉強になり、忘れられないイベントの1つになりました。
一旦終了となりますが、
また違う形で
進化を遂げて
「ワクワク」な出来事を共有できたら
と、考えております。
つきいち日本酒マーケット
1年間
ありがとうございました。
橋本さき