唐津の夜のおさらい。
洗濯物を干すのは大好きだけど、
取り込むのが嫌いなはしもっちゃんこと橋本です。
昨日2月11日(土)は、唐津にて
「食と器ラボ」
というイベントでした。
足を運んでくださった皆様ありがとうございました!!!
唐津焼の作家さんである 村山健太郎さんとコラボさせていただいたこのイベント。
1夜限りの特別な角打ということで、お店に人がギューギューになった大盛況で素敵な夜でした。
イベントの様子はこんな感じでした…
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昼過ぎに会場に到着して設営がスタート。
会場は、いつもは空き店舗の空間で歴史ある古民家。
異空間にワクワクです。
何もなかった空間に、棚が取り付けられ、ライトがつけられ、ストーブが入り、花がいけられ…
少しずつ角打っぽくなって来ました。
花を生けたのはもちろん村山健太郎さん。
繊細で大胆な生け花に、健太郎さんの器の空気感が重なります。
会場には、村山健太郎さんの作品はもちろん
唐津の土をキャンバスに草木が描かれている遠山裕崇さんの作品も展示されていました。
準備の段階で、アートな空間にドキドキ!
贅沢!!
住吉酒販は珍味バーと題して、珍味をずらりと並べました。
お酒は冷酒、燗酒、ビールを準備。
唐津焼きに無造作に盛るだけでもなんだか絵になってしまうー唐津焼きの懐の深さはさすがです。
雪が残る唐津だったので、燗酒いっぱいつけれるようにストーブの上にもお湯をスタンバイ。
なかなか最近こういうストーブ見かけなかったけど、味があっていいですね。
住吉酒販のお隣では、九州全域で活躍されているフードコーディネーターの李奈美さんによる
おでん販売が。
準備の段階でグツグツとってもいい香り。
厚焼きたまごサンドや、昭和のポテトサラダなど、飲兵衛さんの心をくすぐるフードが並んでいました。
16時のオープン前から(!)多くのお客様にお越しいただき、
20時の終了までずーーーっと賑やか!!!!!
唐津の元気さを肌で感じました。
途中、唐津焼作家の中野政之さん(写真右側)のアコースティックライブもありました!!
唐津焼の陶芸家さんなんですが、歌がとーーーーってもお上手!びっくりでした。
住吉酒販のブログを読んでくださっている笑顔が素敵な方(ありがとうございます!!)に出会い、テンション更に上がり、
写真を撮るのも忘れて会場の熱気に心地よく体温を委ねて
佐賀の夜を楽しませていただいたのでありました。
何気なく皆様にご使用いただいた
唐津焼きの作品たち。
「作品」というと、なんだか壁を感じますが…
手で作られたひとつひとつがそれぞれ立派な作品で、
でもこうやって日常空間に溶け込み使われることで
その作品たちは、よりいきいきと輝きを増します。
作品を毎日使うなんて贅沢だ、なのではなく、
その作品たちが日常にあるという、時間の贅沢を楽しめたら素敵だなと私は思います。
身近にこんな素敵な焼き物がたくさんある唐津の文化を羨ましく思いながら、
会場の方々が唐津焼を使って楽しそうに飲んでいる姿を見て感慨深くなった夜でした。
村山健太郎さんの作品は、住吉酒販本店でもお買い求めいただけます。
橋本さき