杜の蔵 槽汲み!!!
百人一首で好きな歌人は小野小町なはしもっちゃんこと橋本です。
先日、独楽蔵でおなじみの「杜の蔵」のお蔵へお邪魔して来ました!!
杜の蔵さんは福岡県久留米市三瀦(みずま)に蔵を構えます。
天神からだと電車で最短40分ぐらいでしょうか。
今回の目的は、しぼりたての槽汲みのお酒を買い付けるというなんとも緊張する任務でした。
年に1度、杜の蔵のお蔵に酒販店が集い、
その年出来立て且つしぼりたてのお酒をタンク別に数種類試飲して
仕入れるお酒を各自で決めることができる新春の限定企画があるんです。
今回はその企画に住吉酒販から、歩くグーグルの異名を持つ松窪と、私橋本で参加させていただきました。
ドキドキワクワク!!!!
ワクワクドキドキ感が、この橋本のギラついた笑顔でお分かりいただけますでしょうか。笑
まずは蔵見学で今年のお酒の出来や、蔵人さんたちの想い、取り組み、色々お話を聞かせていただきました。
この後に試飲する出来立てのお酒への期待が膨らまずにはいられない♪
そして待ちに待った試飲&買い付け。
今年は6種類のお酒を試飲しました。
酵母違いや米違いの6種類を黙々と試飲するので、会場は独特の緊張感が漂っていました。
面白かったのは、同じお米・同じ酵母・同じアルコール度数のお酒があったんですが、
そこまで同じ条件でも、日本酒度と酸度とアミノ酸度に違いが出るという点。
色々な小さな要因で味を変えることができる日本酒は奥が深いですね。
ピチピチしぼりたてのお酒、ここでしか飲めない味わいに贅沢感を感じながら
松窪も私もそれぞれ黙って試飲し、最後に互いの希望を話し合い。
なんと6種類の中で仕入れたいお酒の意見がぴったり一致!
普段はちぐはぐでおなじみのコンビですが、
珍しく意見が一致したので(笑)即座に仕入れを申し込みました。
1タンクからできるお酒の量は限られているので、
申し込みが集中したら、気に入ったタンクが買い付けできないということも。
申し込み完了するまでハラハラドキドキでした。
今回選んだお酒のスペックは
【酒米】夢一献
【アルコール度数】17度
【日本酒度】+4
【酸度】1.5
【アミノ酸度】1.3
となっております。
飲んだ感想としては
ジュワッと締まった旨味が
シャープなまま舌の上で溶けていき
最後は柔らかく消えていく。
私の個人的な勝手なイメージで、選んだお酒を芸能人で例えるなら
フレッシュで元気だけど礼節を重んじる
土屋太鳳さんのようなイメージです。
720ミリ(4号瓶)で24本のみの入荷。
ピチピチでこの時期だけ楽しむことのできる
生まれたてで無調整の純米生原酒「槽汲み」
2月に入荷予定ですのでお楽しみに!!
それまでしばしお待ちを!!!!
杜の蔵さん、ありがとうございました!!
橋本さき