山和酒造店第3話
みなさまこんばんは、中村です。
ようやく蔵の中へのお話に入ります第3話!
すでに1ヶ月近く前の話になろうかとしているのが信じられません
年越すまできっとまたすぐなんでしょうね
さて、試飲を一通り終えたら、伊藤さんが蔵を案内してくれました。
まずは今年一新したという分析室。
最先端の分析装置が並んでいます。
分析に今までかかっていた長い時間がものの10分程度で正確にわかるということで、飛躍的に時間の短縮が図れるようになったそう。
また、今までは人の目、感覚に左右されていたところが、数値で表されるので正確に自分たちが思うお酒の造りに安定的にまた近づくことができたと、言われてありました。
相当な金額を投資されたことは一目瞭然。
新品の機械たちがずらっと並んでいました。
それから蔵の中へ。
入り口になんとこれ!
この大きな搾り!
初めてこんな大きなサイズの搾りを見ましたが、実際使用しているのは半分なんだそうです。
(相変わらず自分の写真の腕の皆無さにむせび泣く勢いです…。)
これはお米を洗う機械。
なんと、山和さんで改良を提案し世界に一台しかないだそうです!
見えますか?
この目の細かな網。
ここから細かな水がミスト状に出て、お米を洗うのだそう。
さらにこの改良した感じもお分かりでしょうか…。
プラスチックの板などもあとで改良を加えて付けられたようです。
これは洗ったお米の水を切る道具だそうです。
これも山和さんオリジナル。
「掃除機以外は近くのホームセンターで買えます。」と伊藤さん。
掃除機はかなり大きな業務用のようなタイプでした。
一瞬で水が切れるそうで、お米に浸漬する水分のまばらさもかなり改善されているそうです。
山和さんでは現在極力手を使わない方法を模索し試行しているそう。
手には少なからず何かしらの菌がいますからね。
と伊藤さんがおっしゃっていました。
しかし、手でしか感じられないことなんかももちろん大事にしているそうで、山和のクリーンなお酒の味って、やっぱりさまざまなところから滲み出ているのだなと思ったのをとてもよく覚えています。
蔵はとても清潔です。
整然と並んだ機械と、コード類、昔ながらの木との融合感。
どこの蔵も清掃にはかなりこだわってあるところが多いですが、山和さんもまた相当美しかったです。
話は全く変わりますが、蔵を案内している間、伊藤さんのお話の仕方とかサクサクむず痒いところに切り込んでいくお話から、思わず
「伊藤さんB型ですか…?」
とお聞きすると、
「いえ、A型です。」
とのお返事が(笑)
そちらでしたか。なるほど。とも思った中村です。
血液型信者ではありませんが、話の種に、蔵を回っている時の小話でした。
私としては今回で山和編は終わるかなと思っていたのですが、実はまだ相当書いておりまして、あとたぶん2回(2回も?!と思われた方申し訳ありません…)くらいは続くようです…。
もう少しお付き合いいただければ幸いです!
明日は金曜日!
年末年始のお酒のご準備は大丈夫ですか?
今週末から多分かなりお店が混雑することが予想されます。
もしお客様方には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ぜひお時間に余裕を持ってご来店いただけますと助かります。
お客様が素敵なお酒で年末年始を迎えられますように。
本日も皆様が美味しいお酒と美味しい食事で素敵な時間を過ごされますように。
明日もまた皆様のご来店心よりお待ち致しております☆
中村麻美