チーズ
みなさまこんばんは、中村です。
実家で過ごしている1週間ですが、先日述べた通り二割り増しの中村
美味しい食事にまみれて日々成長しております。
成長しなくてもいいところだけが成長するのがこの妙齢なお年頃(自分で言います。)。
ダイエットの味方でもあるチーズ、いまはやりのロカボでも良く取り上げられていますね
私は昔からチーズが好きで実家にいるときは家族みんな好きなので、いろんなチーズを買ってはいろんな種類を食べてきたのですが、一人暮らしだと、なかなか消費しきれなくてチーズ大好きなのに、あまり買えなくなってしまって悲しいのです。
いろんな味試したいけど、チーズの専門店で買うと一人で食べるには結構大きいですよね…
そんなお客様に実はオススメしたいアイテムがあるのです
実は本店にて、ワンカットで様々な味がお試しいただけるチーズが販売されているのです
今日はチーズのご紹介。
本店ではこのような形で販売しております。
1つ1つが一口サイズなので色々試したい方にオススメなんです。
しかも、当店ではお酒とチーズのペアリングも簡単にチョイスしやすいようにこのように
お酒も横に置いていますし、難しく考えずに手にとっていただけるようにしております
チーズとワインの定石に囚われず、もちろん日本酒だって合わせて美味しいですし、
ビールにもチーズは合いますよ。
そして、結構イメージを変えてくれるペアリングもあったりします。
今日ご紹介するのはこのブリー。
白カビチーズの王様と言われています。
日本だと、ブリーから派生してできて、今では代表的なチーズの、カマンベールが有名ですね。
ブリーの方が癖が少なく、チーズが苦手な方にも食べやすいものが多いです。
ブリーには色々逸話があって、
世界史をとった方なら耳にしたことがあるはずの名前、
カール大帝が、ブリーを口にして
最高の食事を知ったと言ったとか、
フランス革命で、追われるルイ16世とマリーアントワネットが、
ブリーが食べたい
と馬車を止まらせたために捕まることになったとか(諸説あり)、
ナポレオン失脚後のあの有名なウィーン会議では、会議を進めるどころか、
どこの村のチーズが美味しいか
などを投票したとかで、
ブリーが一位に輝いたなど、
その美味しさは様々な歴史上の話に上がっているそうです。
当店でいまお取り扱いがあるブリーはAOC認可外の「ブリー」ですが、このブリー、ものすごくオススメです。
ぜひぜひチーズが苦手な方にも食べていただきたいくらい、クセがなく上品な甘さと爽やかなミルクの味わい
舌触りも芯を残したしっかりとした弾力から熱でねっとり溶けてくるとより甘みを感じられ、白カビ特有の青っぽさ。
多分多くの方のイメージは白カビチーズ食べながら赤ワインを飲むヨーロッパ人のイメージかも知れませんが白ワインとも相性がいいものもあるんですよー
赤ワインお供で白カビチーズを食べていたらいつも思い出すのが、それを見たドイツ人の友達から、
「そんな飲み方するなんてフランス人かよ!」
と、言われたこと
ドイツでは赤ワインと白カビチーズって合わせないのかな?と考えたものでした。
いま思うと、若干フランスを揶揄した言い方なのかも知れないですが、
白カビチーズには、甘い貴腐ワインも合わせると美味しいですし、色々合わせて面白いので、ドイツのワインにも合うのに、という意味だったのかもしれないです
また、熟成の度合いでお酒とチーズを合わせると相性がいいので、
同じチーズでも熟成度合いで味が変化しますし、熟したチーズに熟したお酒、若いチーズに若いフレッシュなお酒、などなど色々お試しになるともっと面白いですよ!
(なので、熟した酒を燗にして熟したカマンベールと合わせるとドンピシャにハマるんです!)
でも迷った時にはぜひ当店で揃えてあるお酒とペアリングしてみてくださいね
今回は一番有名なブリーを紹介させていただきましたが、その時その時で色々仕入れてますので、ぜひ一度お手にとって見られてください
チーズ好きな方にはいろいろなラインナップもありますので選びがいもあると思いますし、 チーズ詳しくないけど、色々試して見たいなーという方にもお手頃価格でちょびっとサイズなのでお試ししやすいですよ!
また、お酒選ばれてちょっと合うチーズ教えてという方もぜひお気軽にお尋ねくださいね!
歴史なんかが絡んでくるとついつい長くなってしまう私のブログ…。
ちょっとしたうんちくにみなさまがお使いいただければ幸いです(笑)
さてさて、週の真ん中水曜日!
本日も美味しい食事と美味しいお酒で素敵な時間を過ごされますように!
明日もみなさまのご来店、心よりお待ちしております☆
中村麻美