博多 住吉酒販

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/ お酒の紹介

AKAYANE ABSINTHE KUSUSHIKI

みなさまこんばんは中村です。

 

いやー今週は一気に寒くなってもう冬!!

と言わんばかりでした

週末少し気温は戻ってくるようですが、衣替えが中途半端なままの私のクローゼット…

お休みの日は服をいい加減きちんと整えたいです。

 

さて、最近はもっぱら燗酒やお湯割焼酎ばかり飲んでいますが、みなさまは何を飲まれてありますか?

 

この時期は温かい飲み物が落ち着きますが、当店に面白いアイテムが入荷しているんです。

このアイテム、飲んだ事ある方いらっしゃいます?

 

AKAYANE

ABSINTHE

KUSUSHIKI

(赤屋根シリーズ アブサン クスシキ)

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最近赤屋根シリーズが当店でも人気が出てきている佐多宗二商店さんから、

なんとなんと

 

アブサン

 

が出たんです!

原産地はスイス、ヨーロッパは特にフランスで大流行したことのあるアブサン

 

みなさま、アブサン飲んだ事ございますか?

 

私は社会人になったくらいでしょうか。

ちょっとおしゃれなバーに行った時、何やら知らないアイテムをみんなこぞって飲んだ事があったのですが、その時にアブサン飲んだ事があるのです。

 

その時の記憶は鮮烈で、

 

「とにかくなんというか、ミントの薬!」

 

そのイメージが抜けずその後なんとなく敬遠しているアイテムでした(笑)。

そんなアブサンが佐多さんから出るとなるとこれはもう、もう一度チャレンジしないわけにはいきません。

 

外観は可愛くてカフェとかにおいてある雑貨にすら見えそうなおしゃれなボトル

なんでも薬のビンをモチーフにしてあるんだとか。

(紫外線防止にもなっているそうです)

 

奇し、医師、薬師、すべてくすしと呼びますしね、

このお酒の名前についてるクスシキは薬の語源で、不思議な、神秘的なというところから取っているそうです。

 

主な原材料にニガヨモギを使われていることで、このアブサン向精神薬の効果があると言われていたり、幻覚などが見えたりするとのことで、販売禁止になった過去があります。

それは、上記の原因と言われていた「ツヨン」という物質がニガヨモギに含まれていたことによります。

実際そのニガヨモギに含まれるツヨン自体は有害物質なのですが、アブサン内の含有量では、直接的な原因ではないと現在言われてあります。

 

アブサン好きなことで有名な人といえば、ゴッホゴーギャンなどがあげられています。

詩人のヴェルレーヌ(個人的に高校の時に彼を知り、とても思い入れがある詩人です。)、ピカソなんかも好きだったとか。

最近ではロック歌手のマリリンマンソンが大のアブサン好きとして有名で、自身でアブサンを作って販売しています。

 

…ですがちょっと名前を挙げるとなんだか、芸術家の中でもとりわけ派手なエピソードがある方が目につきますね。

実際のところ、このアブサンはアルコール度数が高く、安価で入手できたということと、上記のツヨンへの不正確な認識により、幻覚症状が起こる危険なお酒と認知されたこと、一時期多くの問題を起こしたことにより、生産が中止されてあったそうなんです。

アブサン発祥の地のスイスではなんと2005年にようやく生産が再開されることとなったそうなのです!

 

前置きが相当長くなってきておりますが…

 

そんな多くの逸話があるこのアブサン

飲み方もまたとっても独特。

 

アブサン専用のスプーンがあるんです。

その専用スプーンにはすくう部分に穴が開いており、

その上に角砂糖を置いて、アブサンを注いだコップの上に置き、

その上から水を注ぐのがアブサンの飲み方だとか!!!!

さらに、アブサン、緑色の液体なのですが、水を注ぐと白濁するんです。

もうなんだか本当に錬金術の世界のよう。

 

佐多宗二商店さんのアブサンは比較的黄色味がかった淡い緑

 

とりあえず最初は原液で。

 

香りは…

 

緑のハーブの香り全開!!!

真っ青な草原の上を走り回った後の草のよう!!!

 

若々しく青みの強いハーブの香りに爽やかな柑橘の香りが混じりあい鼻の奥に飛び込んできます。

口に含むと。

 

間違いなくあのアブサン…!!

 

ハーブ感マックスの口の中…。

アブサンを飲んだ人が即座にわかるレベルに口の中にアブサンが残ります!!

呼吸がアブサンです。

そう。

ミント!!!!!

 

アルコール度数も高いため、ショットで飲むと結構くらりときます。

 

さぁ、せっかくなので割ってみましょう。

 

綺麗な黄緑色が水を注ぐと乳白色へ!

わかっていても見るとワクワクしてしまいますね

 

そこから先ほどよりアルコール度数が下がって飲みやすくなったため、味がしっかりわかるようになります。

奥深く広がる甘みとボタニカルのテイスト。

このハーバルな感じはジンなどとはまた別格。

なんというか、私はハッカキャンディーを思わせる味わいに、

思わず、

自分が「大人になったな」と感じた、あの味が美味しく感じるようになった瞬間を思い出しました。

そしてちょっぴりミルキーを思わせます。

そのあとに押し寄せる独特の苦味。

苦味もミント系なので、後味はすっきり。

 

たしかにこれは相当な個性派アルコール…

クセが強い人物に愛飲されていたのも頷けます。

 

私はアブサン経験値が低いため、他との比較が難しいのですが、甘みがしっかりあるのがこのアブサンの特徴のようです。

ハーブのみならずフルーティーな甘みがあり、口の中に丸みを与えてくれます。

原液は結構刺激が強く感じるのですが、

私はソーダ割りで飲み進めていくうちに後を引く甘みと苦みのバランスに

ちょっと癖になってくる感じをうけました。

またこの佐多さんのアブサンは原材料がとても豊富。その数なんと39種類。

昆布なんかも入ってるんです!

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ニガヨモギも自家栽培なんだそうで、そのこだわりが詰まりまくったこのアブサン。

一度ぜひアブサンスプーンで角砂糖に水を落としながら入れて、それを飲んでみたいです。

 

お酒にはロマンや歴史がそれぞれ常にありますが、

またこのお酒の歴史にもとても魅力を感じてしまいついつい長々と書いてしまいました。

(余談ですが、漫画のあぶさんの名前もこのアブサンから取ったとの説があるのだとか?!

ホークスファンは必飲ではないでしょうか?/笑)

 

その歴史に敬意を払い、新たな試みとして取り組まれた佐多宗二商店さんの熱意も本当に胸を打ちます…

 

もう一つウォッカも実は同時発売されているのですが、こちらの話はまた今度。

ぜひ店頭で手に取られてみてくださいね

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ちなみに、今回のこちらの商品、ごく少量の入荷となっていますので、気になられた方はお早めに!

 

本日は祝日の土曜日。

みなさま夜は何を飲まれますか?

 

本日もみなさまが美味しいお酒と美味しい食事で素敵な時間を過ごされますように。

月曜もまたみなさまのご来店、こころよりお待ち致しております☆

 

中村麻美