博多 住吉酒販

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都農ワイン「シャルドネ」を勝手に飲み比べてみました。

みなさんこんばんは畑瀬です。

月日が過ぎるのは早いもので
この前まで桜が咲いてたかと思っていたのですが
九州南部では早くも梅雨入りしたようです。

さて、今回は本店ではもちろん、
デイトス店でもおなじみの都農ワインの飲み比べを勝手にしてみたいと思います。

今回飲みくらべるのがこちら

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左から順に
都農ワイン シャルドネ アンウッディド ’17
都農ワイン シャルドネ エステート ’17
都農ワイン シャルドネ アンフィルタード ’16
都農ワイン シャルドネ アンフィルタード ’17

ということで早速飲んできたいのですが
その前に少しだけ都農ワインのご紹介を

都農ワインその名の通り宮崎県中部にあるワイナリーです。
元々は町おこしをするために1990年に町と農家とが共同となった
第三セクターで設立されました。
その後、現社長の小畑暁氏を迎え1996年よりワインをリリースしました。
ワイン造りに恵まれた環境なのかというと必ずしもそうとは言えず
気温も高く雨量も世界のぶどう産地と比べると5~8倍近く多い、
さらに収穫期には台風の通り道にもなっているし、
火山灰性土壌でミネラルが不足しやすいどちらかというと厳しい環境です。
そんな中でも固定概念にとらわれない都農町独自のテロワールを生かした味わいは
世界からも高い評価を受け、
英国のワイン専門誌「WINE REPORT 2004」の
最もエキサイティングなワイン100選にキャンベルアーリー紹介されるほか
アジアランキングでは新進気鋭のワイナリー第1位、
最も価値あるワイナリーで第2位などなど
初登場でアジアランキングを独占する快挙を達成しています。
他にもワイン好きの方ならご存知の世界的権威、
ヒュー・ジョンソン氏の「ザ・ワールド・アトラスオブ・ワイン」の第6版で
「亜熱帯気候である九州でもワインが造られている。
都農ワインでは、マスカット・ベリーAやキャンベル・アーリーといった品種を使用し、
良質なワインを造ることに成功している」と称賛されています。

さらに昨今ではIWC2018にて初挑戦ながら
シャルドネ アンフィルタードが銀賞を
甲州 プライベートリザーブが推奨賞を受賞するなど
目の離すことのできないワイナリーです。

IWC2018「シャルドネアンフィルタード」のWEBページリンクはこちら

さて、「いつになったらこの人は飲み出すのか…」とあまりに長すぎる前置きに
今にも怒られそうなので早速飲んでみたいと思います。

1本目はシャルドネ アンウッディド ’17

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アンウッディドが一番色は淡いです。
自社農園で栽培したシャルドネのみを
ステンレスタンクで3週間低温発酵、
その後、澱引きし6ヶ月間熟成させたキュヴェです。
口に含んでみるとみかんやオレンジ、金柑のような
南国らしいシャルドネのニュアンスつまっており
誰しもが納得するような華やかなの果汁感が特長です。
持ち寄りで普段飲まないけどという方がいる際にも
みんなで一本のワインを楽しめる頼もしい魅力を持っています。

2本目はシャルドネ エステート ’17

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エステートは自社農園で栽培した樹齢24年の5区のシャルドネのみを
ミディアムプラスでトーストされたヌベール産のオーク樽で
発酵・熟成後、シュール・リーを行ったキュヴェです。
新樽と1年使用樽を組み合わせており
発酵は13~15度で3週間程度。
その後6ヶ月間熟成されます。
スモーキーでナッティな香りの奥にある生姜のような
スパイシーな味わいが特長で
時間の経過と共にぶどうの豊かな風味と
絶妙に混じり合っていきます。
食事との意外な組み合わせを探すのがたまらない
ワイン好きには嬉しい楽しみながら飲めるワインです。

3本目はシャルドネ アンフィルタード ’16

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熟成期間がほかの3種と比べると長いからか
これが最も色は濃く味わい深いです。
平均樹齢22年のシャルドネ6区のぶどうを用いた
都農ワインのいわばフラッグシップのような白ワインです。
近くの森が南風を北側の土手が北風を防ぎ、
台風に一番強い畑だそうです。
ミディアムプラスのヌベール産フレンチオークの新樽を主体に
13度=15度で3週間程度樽発酵、
その後6ヶ月間の樽熟成、シュール・リーが行われます。
その過程でマロ発酵が行われるのもこのキュヴェの特長です。
エステートよりもぶどうのポテンシャルが高いからか
樽と果汁感は絶妙なバランス。
南国宮崎らしいの果実のニュアンスが独自性をもっており
フランスワインと比較するのは間違っているかもしれませんが
比較されても遜色ない味わいです。
日本ワインがここまできたかと驚くのと同時に今後に期待してしまうワインです。

最後にシャルドネ アンフィルタード ’17を飲んでみます。

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基本的に造りや畑は16年ヴィンテージと同じです。
まだまだフレッシュな果汁感が残っており
シンプルな飲みやすさはこちらの方が上かなと思います。
16、17と飲み比べてみてもしっかりと品質を保っていて
信頼感を覚えるワインです。
16、17に共通した味わいで温度が上がると
エステートのように生姜のようなスパイシーな香りが感じられ
そこに料理と一緒に飲む魅力を感じてしまいます。
今飲むのはもちろんですが熟成させて楽しむのもいいかなと思うので
贈り物にもオススメのワインです。

さて、好き勝手に書いてしまいましたが
みなさん週末はお過ごしでしょうか?

本店は週明け5/26(月)から
博多駅店、日比谷店は明日も通常どおり営業しております。

皆様のご来店、お待ちしております。

畑瀬